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2009年11月4日水曜日

ダウンロードとインストール

OSなので、Windowsを起動させた状態でインストールはできません。インストール用のCDを作って、CDで起動させます。そのためのファイルは、インターネットからダウンロードします。ファイルは、ubuntu-ja-8.10-desktop-i386.iso などの拡張子isoのファイルですが、これをCDRに焼いて起動用のCDを作るには、Windowsの標準のソフトではできません。事前に、isoイメージを焼けるソフトを用意します。窓の杜などにフリーのソフトが公開されています。
http://www.forest.impress.co.jp/lib/sys/hardcust/cddvdburn/deepburner.html

1.インストールファイルの入手
 Xubuntuの公式ページから、ダウンロードするファイルを選びますが、ポイントはバージョンとdesktop形式のファイルを選びます。これを書いている時点(09/11/04)では、最も新しいバージョンは9.10ですが、一つ前の8.10(8.04)で説明していますので、このバージョンがお勧めです。何事も、一つ前のものに留めておく方が安全です。
isoファイルを焼ける環境があれば、ダウンロードしたアイコンをWクリックすると、セットしたCDRに焼きこんでくれます。

2.インストールするパソコンでテストする
 用意したパソコンにCDを入れて起動させると、desktop形式のものはインストールしないで試せる機能があります。この機能は、windowsが起動した状態でも使えます。

最初のメニューで、「デモと完全インストール」を選択します。これは、マシンが対応できるかのチェックを兼ねているので、必ず実行してください。起動には時間がかかりますが、画面が表示されたら、LANケーブルを繋いでインターネット接続を試します。これで、マシンのグラフィックとネットワークアダプタのドライバーが正しく入るかがチェックできます。
 インストールは、windowsを起動させないでCDから起動させるので、このデモもCD起動で選択した方が良いです。この場合は、最初の画面で「パソコンに変更を加えないで試してみる」を選びます。一応日本語もあるので、日本語を選んでください。インターネットは、メニューのネットワークのなかにfirefoxというXubuntu標準のブラウザを起動させます。これはネットワークを使うための必須機能のチェックです。もしここまでのチェックが完了しない場合は、そのマシンにXubuntuをインストールするのは諦めます。

3.実際にインストールする
 Xubuntuが使えることを確認したら、今度はCD起動でインストールします。CDから起動しない場合は、起動前にF12などのキィをたたいて選択するか、のBIOS画面からbootメニューを選び順番をCDを1番にします。
windowsを残したまま、いわゆるマルチブートという起動時にどちらを使うか選択できるようにすることも可能です。しかし、ここではサーバーとしてパソコンを再利用することが目的なので、古いwindowsはすべて消してしまうインストールを説明します。
 インストールするディスクの領域を効かれますが、「ガイドディスク全体を使う」を選んでください。
インストール前に決めておくことは、ユーザー名とパスワード(いずれも半角アルファベット)です。これは大文字小文字の区別を含め、しっかりメモしておきましょう。numlockがoffなので、テンキィの使用は気をつけてください。
 これと、インストールはハードディスクのすべてを使うを選択すれば、他は初期値のまま、次へ次へで進めていけます。windowsで使っていたファイルがすべて消える他は、Xubuntuのインストールは、失敗したらやり直せます。思い切りよく、実行してください。