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2009年11月4日水曜日

起動したら最初に確認すること

無事インストールができたら、メニューを開いて若干の設定をしておきます。設定のためによく使うメニューは、「設定」「アクセサリ」「システム」の3箇所です。このメニューの配置が、ubuntuと異なるだけでなく同じXubuntuでもバージョンによって異なります。また、日本語化が不完全で、英語のメニューになっている場合があります。これもバージョンによって異なります。メニューの画像は、xubuntu9.04のものが殆どで、8.04 8.10 とは表記や位置が異なるものもあるので、読み替えてください。アクセサリの、Terminal は ver8ではスタートメニューにあります。


1.パネルの変更

この画面は、windowsスタイルでメニューが下のバーから出ていますが、初期設定ではMacスタイルで上からにプルダウンしますなっています。ubuntuでは、バーが上下に2本ありますが、メニューバーの右端がシャットダウンボタンになっているので、ウインドウの×ボタンをクリックする手がすべってシャットダウンを押してしまうので、この上下は入れ替えた方が便利です。これは、ドラッグで移動するのでなく、「設定」の「パネル」から変更します。パネル1を下中央に、パネル2を上中央に変更します。更に、パネル2は「自動的に隠す」設定でも良いでしょう。「自由に移動可能」にすると、windowsのようにドラッグで移動できますが、あまり便利な機能ではないので、固定した方が良いと思います。

2.ログインパスワードの入力を省略
パスワードの設定は必須ですが、windowsでパスワードを設定しない場合のように、起動時の入力を省略することもできます。実は、インストールのときそのようなチェックボックスがありますが、ここでやるよりもインストール後に一度は確認しておいた方がよいので、起動後に設定することをお勧めします。
 パスワードは、自動入力したログイン後でもシステムの設定変更などの時には、確認を求められます。
 この設定は、「システム」「ログイン画面」の、セキュリティ・タブを開いて実行します。このページの一番上の、AutoMaticLoginをEnableにします。チェックを入れます。他は何のことか分からないので初期設定のままで良いでしょう。

後は、numlockの問題です。起動時には、numlockがoffになっていて、windows のように一度onで終了すれば、以後は保存される、というわけに行かないのです。

テンキィなどからパスワードを入れたりするときに、異なる文字が入ってしまいます。これは、インストールのときも同じなので、起動したらonにするという操作が必要です。
 「そういうもの」と割り切って慣れればいいのですが、windowsユーザーにはちょっと辛い仕様です。
これを直すことはできます。ちょっと面倒なので、次回に紹介します。これらをやっておくと、大分使いやすくなります。