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2009年11月5日木曜日

設定ファイルの編集・Numlock ON

設定ファイルは、すべてrootの領域にあり、これを編集するにはコマンドラインでroot権限に切り替えて実行します。
 ここでは、先にインストールしたnumlockxを有効にするための設定を例に、ファイルの編集の仕方を説明します。
 windowsのアクセサリのコマンドプロンプトに相当するものが、同じ「アクセサリ」のTerminalです。メニューからこれを起動します。
 ユーザー領域から起動するので、プロンプトはユーザー名になっています。ユーザー名@マシン名:~$が、ユーザーを表しています。
これをroot権限に切り替えるコマンドが、sudo su です。suは、super user の略です。エンターを打つと、パスワードを聞いてきます。ここでは、ユーザーのパスワードを入れます。パスワードは、打っても*もでません。正確に入れてください。

入力が正しいと、プロンプトがroot@に変わり、最後の文字が#に変わります。以後のコマンドは、rootの権限を持ちます。Terminalの中で、geditを起動すれば、geditで編集したものが上書き保存できます。設定ファイルは、ブラウザ(ファイルマネージャー)から開くことはできますが、変更を保存できません。
編集するファイルは、/etc/gdm/Init にある Default というファイルなので、#の後に以下のコマンドをいれエンターを押します。
 gedit /etc/gdm/Init/Default エンターです。geditは、コマンドラインでなくテキストファイルが編集できるものです。これが無くても、黒い画面のまま編集もできますが、これはきついのでgeditを使います。

この最後の fiとexit 0 間に、図のようなif文を書き込んで上書き保存します。
if [ -x /usr/bin/numlockx ]; then
/usr/bin/numlockx on
fi
の3行をコピーして貼り付けてください。
詳しくは、 https://help.ubuntu.com/community/NumLock にあります。以後、起動後はnumlockがonになりますが、自動起動になっていない場合の最初のユーザー・パスワード入力時はoffなので気をつけてください。
sambaや、apache2の設定にも、この手順でgeditで設定ファイルを編集します。

●追加・訂正 xnumlock
numlockOnは、上記の設定ファイルを書き直す方法も使えますが、もっと簡単には、synapticマネージャーから、xnumlockをインストールする方法があり、この方が簡単です。