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2015年12月24日木曜日

音楽CDの取り込み

windows10の標準のメディア再生アプリは、最近の要望に沿って、著作権保護機能が働き、jpeg画像でも権限が無いと開けないようになっています。従来のwindowsソフトも入っていますが、標準の環境だと、ファイルのWクリックでwindowsソフトが開かないことがあります。プログラムから開くで、従来のソフトを選べば開けます。

音楽CDをMP3方式で、パソコンに取り込むには

●CDをWindowsメディアプレーヤーで開き、プレーヤーをライブラリモードに切り替える
 右上に、切り替えボタンがあります。
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●初めて取り込む場合は、取り込みの設定をする

 形式をMP3にする。(他の設定は、ファイルをパソコンの外にコピー出来ない場合がある)

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この形式にすると、ユーザーが著作権について理解できているかの確認画面が出ます。
 下の2か所をチェックします。(コピー防止をoff・著作権について責任を負う)

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●音質の設定は、標準で良い より高音質を求める場合はビット数をあげればよいが、取り込み時間がかかり、ディスクの消費が大きくなります。

●取り込みが終わったら、MyMusicを確認します。ここにファイルが保存されます。

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2015年11月25日水曜日

Google Chromeを、IEモードで使う

GoogleChromeは、最高のブラウザだと思いますが、残念ながらIEを使う人も多く、ページによってはIEでしか機能しないものもあります。windows標準で、かつては90%以上のシェアを持っていたので仕方ないのかもしれませんが、銀行のログイン画面などIEでしか開けないページのためにIEを使うのも不便です。
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MS社とGoogle社は、競争の真っ最中で、互いに標準を目指しているので、このような仕様の違いは互いに譲ることはありません。
ページによっては、IEを指定しているものがあり、このような警告が出て、Chromeではうまく機能しないものがあります。古いページの場合が多いのですが、昔はIEの便利な機能を使ったページもあるのです。これは、Win坊のWeblessonのページですが、一部IEでないと動きません。
インターネットを開くブラウザは、基本的な機能は共通なのですが、ページの拡張機能には共通で動かないものもあります。GoogleChromeには、IEtabというサードパーティーが作った拡張機能があります。これをアドインに加えることで、ChromeでIE専用ページが使えます。
インストールは、Chromeの設定から、拡張機能に進み、一番下のインストールします。
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一番下の、他の拡張機能を見る、をクリックし、ウェブストアで、でIEtabを検索します。
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同じ名前のものがあるので注意してください。図の青いアイコンです。追加ボタンをクリックします。
ie03このような、青いアイコンが表示されます。これをクリックして、IEモードに切り替えます。
ただし、最初に追加のインストール画面が出ます。これを実行して、完了です。
このような英語のページですが、iehelper.exeをダウンロードし、実行します。
ボタンをクリックすると、下にダウンロードマークが出るので、これを右クリックして開くを実行します。
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これで、完了です。
chromeで、 http://www.winboys.net/cards/index.htm このページを開き、上の青いボタンをクリックしてください。
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アドレスバーが二重になり、IEモードで開きます。これは、昔作ったページで、当時の新しい機能を使ったので、IEでしか動きませんが、Chromeで機能します。
この中の一枚のカードを念を入れて記憶し、念力ボタンをクリックします。あなたの念を入れたカードが消えますよ。

2015年11月4日水曜日

windows10の、GoogleChromeのショートカット

windows10には、Eggeという新しいブラウザがあります。将来的には、IE(インターネットエクスプローラー)も廃止になるのでしょう。10にはIE11もありますが、デフォルトはEggeになっています。MSは、chromeを使って欲しくないようで、chromeの便利な機能が封鎖されています。なかでも、chromeの魅力であるショートカットの作成メニューが無くなってしまいました。10では、PC型のソフトとタブレット型のアプリがあり、起動方式の違いからショートカットの規格が変更になりました。10になっても、アプリの起動アイコン(ショートカット)はデスクトップには置けません。新しいメニューと、タスクバーが両方のショートカットを置けます。そこで、chromeもデスクトップにショートカットを置くことをあきらめ、タスクバーに置くようにメニューを変更しましたが、7のタスクバーでは有効ですが、10のタスクバーには直接置けません。chromeにはアプリモードがあり、特定のページを専用アプリのように起動できます。メールや、カレンダー・SNSなどのログインページを、専用アプリのように起動できるショートカットは大変便利なのですが。

10でも、これまでのように、ショートカットを作る方法があります。メニューから直接作成できませんが、以下の手順で作ることができます。Gmailのログインページで説明します。

1.ChromeでGmailのログインページを開き、右上の設定ボタンをクリックし、その他のツール・タスクバーに追加をクリックする。

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scut2 ここで、ウインドウとして開くにチェック

これが、ポイントです。追加ボタンをクリックします。windows7では、ここでタスクバーにアイコンができます。10ではできていません。

2.スタートメニューを開き、新しく追加されたものの項目を見る。

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10では、ここに表示されます。これを右クリックし、オプションメニューを開きます。

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スタート画面にピン留めを選ぶと、メニューの右側にタイルボタンで追加されます。
タスクバーにピン留めするを選ぶと、従来のタスクバーにアイコンが作られます。
このピン留めという言い方が、新しい方式を表しています。これまでのショートカットとは異なるようです。

3.タスクバーにピン留めされたアイコンを、Shiftキィを押しながら右クリックします。

普通にクリックすれば実行ですし、右クリックしても通常のメニュー(図の)しか出ませんが、Shiftを押しながら右クリックすることで、隠しメニューが開きます。

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コピーを選び、デスクトップを右クリックしメニューの貼り付けをクリックします。

これで、従来のショートカットが作成できます。
実は、Googleカレンダーのページの場合、ショートカットアイコンが日付に変わるという便利な機能がありましたが、これはもう使えなくなりました。
7の場合も、タスクバーのアイコンを同様にデスクトップにショートカットアイコンとして貼り付けられます。
MSは、プログラムの起動を、デスクトップのショートカットからWクリックで開かせたくないのでしょう。確かに、Wクリック操作は選択・実行の2つの動作を自動実行させるものなので、ウイルス感染のもとになります。Wクリックの習慣があると、webページなどでWクリックしてしまい、ウイルス感染事故が多いのです。

2015年10月22日木曜日

windows10に、シャットダウンをメニューを

windows10は、「終了はスタートボタンから」というwindowsの伝統に戻りました。

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ただ、全部で3クリックになるのでやはり面倒です。そこで、これまでのようにシャットダウンのショートカットを作り、これをタスクバーやスタートメニューに置くと便利です。
10から、ショートカットの規格が変更になったので、新規作成は、直接exeファイルから作るほうが簡単です。シャットダウンのプログラムは、今までと同じwindowsのsystem32に、shutdown.exeとして残っています。

エクスプローラーを開き、PCのシステムディスクCを開き、windows→system32を開きます。この中に、shutdown.exeがあります。これを右クリックして、ショートカット作成を実行します。ショートカットは、デスクトップにできます。

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デスクトップに出来たショートカットアイコンを右クリックし、プロパティを開きます。

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ここで、リンク先のshutdown.exeにオプションを追加します。
後ろに、スペースで区切って /t /s 0 を加えます。スペース/tスペース/sスペース0(ゼロ)と続けます。

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適用ボタンをクリックし、続けてアイコンの変更に進みます。いったん警告が出ますが、OKします。

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標準アイコンの一覧が出ます。シャットダウンなので、赤い電源アイコンを選びます。

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OKすれば、デスクトップのショートカットアイコンが変わります。

これを右クリックし、スタートメニューにピン留めします。

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タスクバーにピン留めしてもいいでしょう。ピン留めが終われば、デスクトップのショートカットはごみ箱に捨てて構いません。

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スタートメニューにできたアイコンは、ドラッグすれば好きな場所に移動できます。
右クリックすれば、サイズ変更もできます。windows10は、プログラムのショートカットは、デスクトップに置かず、スタートメニューか、タスクバーにピン留めするというのが仕様です。今後、デスクトップにショートカットアイコンを置き、Wクリックで起動する、という使い方は廃止されるのでしょう。

2015年8月22日土曜日

Windows10 Update 速報3

まだ本命のPCでの更新は、待たされています。どうも、32ビットwindows7(どちらかというと古い・安いPC)を優先して更新しているようです。windows8以降は、まだまだ先になるのでしょう。
仮のパソコンで、仮の体験しかできていませんが、windows10の影響は、windows7の環境でも起きています。互換性のための7での更新も、大量のものが月2回のペースで行われています。
●windows10の大きな変更点は、ショートカットの仕様にある
GoogleChromeのメニューから、「ショートカットの作成」が無くなりました。Chromeの一番の魅力的な機能は、アプリモードでページを表示するショートカットの作成でした。chromeでページを開き、メニューのその他のツールからショートカットの作成を実行すると、ページのショートカットが作成されます。これを開くと、chromeがアプリモードで起動され、あたかも専用アプリのように使えます。GmailやFacebookなど、ログイン状態のページが開き、chromeのメニューバーやアドレスバーがない、コンテンツだけの表示になります。これが便利で、win坊は他にもいろいろなページのショートカットを作って利用してきました。この機能が無くなったのです。
原因は、windows10のショートカットの仕様変更にありました。7時代に作ったショートカットは、一応互換性が残り10でも機能するのですが、7でも新しくショートカットを作ることはできません。幻のショートカットアイコンなので、無くさないようにしましょう。
●windows10は、悪評高いメニューの改定が中心
windowsでは、メニュー(プログラムを選択して起動させる)は、ショートカットの塊です。このショートカットをずらっとならべたものが「メニュー」でした。8になって、2つの環境が作られ、従来型のデスクトップ環境と、ウインドウがないアプリ環境の2つを持つOSになりました。それぞれの環境は、OSが異なるのと同じで、簡単に言うと、windowsとandroidの2つの環境を同時に使うようになったのです。これを、移動しながら使う分かりにくさと、2種類のソフトを選択するためのメニューが、android型の環境のスタートメニューから使う不便さが問題になったのです。タブレットでwindowsを使う人が増えず、やはりwindowsはPCで使われることが多いのです。そこで、中心をwindowsに戻し、デスクトップでアプリも動かせるようにしました。そのため、アプリをデスクトップから開けるメニューが必要になり、ショートカットの形式を変更させる必要があったのです。
●windows10のメニューは、4か所に増えた?
これまでは、プログラムを起動させるのは3つの場所から可能でした。
一番目は、デスクトップ上のショートカットアイコンをWクリックするもの
二番目は、スタートメニューの一覧をシングルクリックすること
三番目は、タスクバーに並べたものをシングルクリックすること
7までは、この3つは同じ規格のショートカットを使っていました。これが、8になってアプリの起動にはデスクトップのショートカットアイコンが使えなくなったのです。そこで、タスクバーの仕様を変えました。タスクバーには、アプリのショートカットも置けます。タスクバーには、アプリでもソフトでもどちらも起動できるアイコンを置けますが、デスクトップ上からはアプリは起動できません。両方のプログラムを起動できるメニューは、アプリ側のスタートメニューしかなく、この形式のメニューをデスクトップには置けませんでした。
windows8.1になって、デスクトップのタスクバーが、アプリ側に移動しても表示されるようになったのに気が付きましたか?これで、デスクトップ上のショートカットアイコンと、タスクバー上のアイコンの仕様が変わったのです。そこで、タスクバーを拡大したスタートメニューがデスクトップ環境でつかえるようにしたのが、windows10です。
windows10では、
スタートメニューの「すべてのアプリ」から選ぶ
スタートメニューの右のタイルアイコンから選ぶ
タスクバーのアイコンをクリックする
従来のデスクトップのショートカットアイコンをWクリックする
という4つの方法があります。従来の一番目は、一応残りますが、デスクトップにショートカットアイコンを置く方法は制限されています。スタートメニューが、従来型と8形式と合体され、2種類が使えるようになりました。4つありますが、デスクトップのショートカットアイコンは、恐らく廃止されるのでしょう。
図の左から、「すべてのアプリ」「スタートメニュー」「タスクバー」のプログラムのアイコン
スクリーンショット 2015-08-22 08.38.04
●新たに、デスクトップにショートカットが置けなくなった?

以前は、メニューやタスクバーのアイコンは、コピーやドラッグしてデスクトップにおけましたが、7でも更新されてショートカットアイコンをデスクトップにおけなくなりました。
スクリーンショット 2015-08-22 08.31.43
右クリックメニューにも、スタート画面(右の領域)・タスクバーへ置けなくなりました。コピー貼り付けすることも、「ピン留め」という新しい言葉が使われています。
ただ、既にデスクトップにあるものは、タスクバーにドラッグすれば「ピン留め」できます。
スクリーンショット 2015-08-22 08.59.59
タスクバーのアイコンは、表示が変わって起動していることを表せますが、古い形式を入れたものは、表示が変わらないだけでなく、複数表示されます。警告を表すのか、狐のマークが出ます。左は、純正のIEのアイコン、右はchromeのGmailページのアイコンです。なぜか狐が表れます。
スクリーンショット 2015-08-22 08.15.41
●結論は
7から大きく変わったことは、メニューだけで、互換性は十分で問題ありません。新しいwindowsアプリが使えるようになり、その分お得かもしれません。しかし、アプリの起動時間は結構長くなり、RAMメモリーも4GBは必要でしょう。ハードディスクに余裕があれば、インストールしても大丈夫です。深い使い方をしていなければ、7より新しい画面で、快適かもしれません。
●追加情報
最近インストールしたパソコンでは、Chromeの古いショートカットをタスクバーにピン止めして起動しても、狐は出てきませんでした。しかし、最初にインストールしたパソコンでは、相変わらず出てきます。

2015年8月15日土曜日

Windows10・アップデート 速報2

予約していた一台は8/3に、もう一台は8/5に「準備ができました」になり、8/5に更新を適用しました。その後、もう一台が更新可能になり、2度目の更新を適用しました。しかし、本命(windows8.1で更新予定)には未だお知らせが来ません。MSから、弁解のメールも届きました。確かに、この巨大更新を一斉にダウンロードされたら、インターネットがパンクするでしょう。「数週間かかる」というので、待つしかありません。どういう順になるのか分かりませんが。

予約できても、結局アップできない場合もある

win10no

これは仕方ないですね。むしろ良心的でしょう。

起動・終了のスピードは

更新直後の感想では、「意外に遅くない」という印象でしたが、何回か起動・終了を繰り返すうちに、やはり遅くなったという感想を持ちました。起動時間は、7と比較すると1.5倍くらいになり、起動直後のソフトの起動は2倍くらい遅くなりました。一度起動した後は速いのですが、初回起動はだいぶ遅くなります。新しい時代のOSということで、RAMメモリーを多く使うのでしょう。このマシンは4GBが限度なので、限度いっぱいのメモリーでも不足気味です。

●終了メニューが分かり難い

8.1ユーザーなら、分かり難い終了メニューに慣れているので、さほど問題にならないかもしれません。右から出るチャームが無くなったのが分かりやすいと感じますが、7ユーザーは戸惑うでしょう。

w1o2 スタートメニューの電源からシャットダウンを選びます。

やはり、シャットダウンのショートカットを作るのが便利です。

ブラウザが2つあり、Chrome排除の意向が見られる

8.1にも、アプリのIEとソフトのIEがあり、これが同じデスクトップ上で開くとなると、2つある必要は無いと思えます。アプリのブラウザは「エッジ」と名前を変え、Googleクロム風になり、クロムを使わなくても良いようにしたのでは?Microsoftのクロム妨害は、クロムブラウザがシェア2位になったことで、目立つようになりました。windowsでの起動が遅くされたり、アプリケーションモードで動くクロムのショートカットが廃止されたりしています。windows10での、Chromeは特に動きが悪くなりました。もともとあったショートカットは保存されていますが、新規にショートカットはメニューからなくなり、作れなくなりました。多分、MSの意向でしょう。クロムを使う人は、ブラウザが3つあることになります。

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タスクバーには、縮小画面が出ますが、クロムは右端のような起動アイコンが出ています。

タスク一覧ボタンと、検索ウインドウ

見慣れないボタンがありますが、タスク一覧の機能があります。アンドロイド系のアプリは、ディスクではなくメモリーに常駐するもので、やはり起動しっぱなしでは負担が大きい、ということで、裏で起動しているアプリを一覧表示させ、不要なものを終了させるようになりました。windowsでは、早くからこの工夫はされていましたが、アプリとソフトが統合ということで、統合した一覧が見えるようにしました。しかし、windows10ではアプリも×で終了できるので、この機能は要らなかったのではと思います。

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この左にあるのが検索バーです。これは、新時代の「検索」を実現したものです。パソコン内・webどちらも高速に検索してくれます。Bigデータ時代なので、検索技術はどんどん進化しています。昔は、検索すると時間がかかるから、とためらいましたが、今はすぐ検索ですね。どうせなら、ここに音声入力機能を入れれば完璧だったと思います。昔からwindowsは音声入力が弱かったので、まだそこまで行かないのかもしれません。

インストールすべきかどうか

まだ結論は出せませんが、32ビットのwindows7では、動くけど入れない方が良い、ということでしょう。64ビットのwindows7でRAMを4GB以上増やせる場合は、8GBRAMにしてアップグレードした方が良いでしょう。windows8以降の場合は、更新の準備ができたものが無いので、何とも言えません。やはり、windows7を廃止するのが主目的なのか、という気がします。基本的には、windows8を使いやすくするものなので、8を使う気があれば10の方が良い、ということです。

2015年8月4日火曜日

Windows無料アップデート・速報1

Microsoftには申し訳ないが、壊れても良い非力なwindows7を実験台に使い、windows10更新を実施してみました。その第一印象(まだ1時間も使っていませんが)は、「これは良い!お勧めだ」という印象です。
更新は1時間かからずに終わり、ソフトはほぼそのまま使える!
これが一番心配でした。officeソフトなど認証が必要なソフトをインストールし直すのは大変です。また、3GBとされる大量の更新のダウンロードやインストールには膨大な時間がかかると思っていましたが、スタートして1時間程度で完了しました。
2015-07-31 22.53.49
この画面を見ると、次の手順は3ステップで、取り敢えず1だけでもやってみようと「続行」ボタンをクリックしましたが、実際はそのまま進み「アップグレード日時を選ぶ」などの余裕はなく進んでしまいました。ただ、これは途中で一回×で閉じたせいかもしれません。「10秒程度」とあるのに、くるくる回るサインが30分も続き、ディスクアクセスもなかったので一回止めました。その後もう一度この画面を出して続行したためかもしれませんが。その後は、止まることなく更新が実行されてしまいました。
途中で、アカウントの確認がありましたが、「簡単設定」を選び、単なるUSERでログインするパターンを選びました。アカウント設定は必須かと思いましたが、初期設定では不要です。そして、デスクトップが現れました。変わったのは、タスクバーだけで、ショートカットもファイルも消えたものはありません。試しに、ワードファイルを開いても、そのままソフトの認証も要求されず開きました。
アプリもスタートメニューに統合され、あの右端から出るチャームは無くなった
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左下の旗マークのボタンをクリックして、スタートメニューが出ます。メニューの右側はアプリのアイコンが並び、左は起動したソフト・アプリの履歴が残っています。さらに、下の「すべてのアプリ」をクリックすれば、履歴一覧の部分にメニューが並びます。ここは、アプリとソフトの区別は無くなっています。設定や電源もスタートメニューにあるので、もはや右からスライドするやっかいなチャームは、完全に不要になったのです。
アプリもソフトもデスクトップ上に開く
全画面起動が原則のアプリですが、デスクトップの上にウインドウとして開きます。ウィンドウボタンの×も同じように出るので、「裏で起動したまま」という状態が防げます。androidでも、×ボタンが出るようになり、本家のwindowsも堂々と×ボタンが使えます。アプリのウインドウは、windowsという複数起動可能ですし、サイズも変更できます。このとき、アプリ特有の縮小が生きています。
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図は、天気予報アプリとカレンダーアプリを開き、更にデスクトップのエクスプローラーのウインドウを重ねたものです。デスクトップソフトのウインドウは、これまで通りー□×の3つのボタンが出ますが、アプリにも同じように3つのボタンが付きました。アプリとソフトの統合、ということですが、アプリとソフトの違いが一般には分かりにくかったので、統合したという状況もわからなくなったと思います。アプリは、スマホやタブレット端末で使えるもので、パソコンでも使えるのですが、パソコンならアプリは要らないのでしょう。しかし、ガジェットが使えなくなったwindowsで、アプリを小さな画面でデスクトップに表示させておく使い方ができるようになりました。
アプリとソフトは両方必要なのか?
この問題が顕著に出るのが、インターネットエクスプローラーです。今までは、この2つのIEが状況によって選ばれて開くので、知らないうちにアプリの世界に移動してしまい、デスクトップに戻れなくなる、と言うことが起きていました。今度は、どっちにしてもデスクトップで表示されるので、混乱は無いのですが、分かりにくいですね。
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これは、IE11をデスクトップで最大化して開いた上に、アプリのIEを開いた状態です。タスクバーのアイコンも異なっていますが、実は名前も変えたようです。アプリ版のIEは、マイクロソフト・エッジ(ME?)と呼ぶようです。ここではプログラムを、デスクトップ用のソフトとタブレット用のアプリと、言葉を分けましたが、これも無くなりすべてを「アプリ」と呼ぶようです。
新しいスタートメニューは横開きから縦開きに、アルファベット順に
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どうせ使わないから、と廃止されたすべてのプログラムが、「すべてのアプリ」で一覧表示されるようになりました。これも、ユーザーの要望を実現したものです。ここに、ソフトもアプリも同様に並べるようになり、windows8のすべてのアプリ方式に、アルファベット順に並べるのと、windows7のプログラムフォルダも一緒に並べました。フォルダの中身が、下に展開する方式に変わりました。横にはアプリのアイコンが並ぶので仕方ないのかもしれませんが、ちょっと違和感もあります。
8.1の簡易スタートメニュー(旗ボタン右クリック)は残った
殆どの人は知らないか使わない、旗ボタン右クリックのメニューは残りました。コントロールパネルなどを表示するときにしか使わないのですが、せっかく8.1の目玉として変更されたので、残ったのでしょう。マニアにはうれしい仕様ですが。
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windows10は、windows8.2か
windows7・8・8.1と新しくなってきたが、今回が10というのは、8.1が9だったからです。従って、次の10は8.2でもあるのでしょう。これほどスムーズに7からOSが上書きでインストールできるというのは、7.1・7.2の次の7.3なのかもしれません。XpがSP1・SP2と更新されてきたのと同じかもしれません。
また、技術の進歩で、windowsが生きたまま手術でアップグレードできるのでしょう。心配した、極端に遅くなることや、互換性の消失はありません。これは、お勧めです。無料更新というレベルなので、確かに大幅な変更はないのでしょう。使い勝手が良くなる・デザインが新しくなるということで、十分魅力的です。
取りあえず、お勧めです。仕事で使うパソコンでなければ、迷わず更新しましょう。通常は、データが失われるなどの事故は起きないと思います。その前に、やっておくのは、windowsの更新をすべて適用させておくことです。更新が残っていると、windows10になる前に、通常の更新が始まり、混乱します。
windows7からの更新の場合、アプリの起動が遅いということがあるかもしれません。メモリーの使い方が異なるのでしょう。RAMは多い方が良いです。

2015年7月31日金曜日

クローンディスクでSSDディスクへ換装

パソコンのハードディスクを、丸ごとコピーして交換すれば、面倒なOSやソフトのインストールをやり直すことなく交換できます。このようなディスクのコピーを、クローンディスクと言います。Xp時代には、この方法で、ディスクトラブルが起きかかったパソコンのハードディスクを交換して、長く使ってきました。

Xp以降は、ハードディスクがIDE方式から、SATA方式になり、今までの方法ではクローンディスクを作っても、OSが起動できないようになりました。これは、ディスク容量が増えて、再インストール用のディスクが省略され、代わりにハードディスクにOSの再インストール領域が作られ、これを使うと他のパソコンにもOSがインストールできてしまうため、ディスクの通常では書き込みができない領域にIDが書き込まれるようになったためです。ディスクイメージを、コピーしてクローンディスクを作っても、OSが起動しないのです。Dellパソコンでは、OSの認証は省略されるので、クローンディスクでは起動できなくなっていました。そのため、vista以降、クローンを作ることは諦めていました。調べると、若干の情報はあるのですが、特別なツールで手動でこれを読み取り書き込むのは、危険も伴い難しいもので、説明もあまり詳しくありません。無論、microsoftでもDellでも教えてくれません。

windows10無料配布が決まり、長く使って遅くなったwindows7のノートパソコンにも、お誘いが来ました。パソコンを壊すつもりで、このだめなPCを実験台に使うつもりでしたが、ハードディスクの空きも少なくなり、これでは更新もできないし、windows10が別の理由で動かないでしょう。そこで、久しぶりにクローンを作ってのハードディスク換装を試みました。ハードディスクは、最新のSSD(メモリーICを使ったディスク)を使うことにしました。

SSDのメリット・デメリット

メリットは、モーターでディスクを回すことが無いので、高速・省エネになります。タブレットでは、SSDは標準です。デメリットは、高価・低容量・短寿命ということですが、最近はかなり克服されてきています。ただ、短寿命と言う点ではハードディスクの1/2(5年?)でしょう。特に、書き消しで寿命が減るということから、無駄に最適化などすべきでないという注意が必要です。なるべくRAMメモリーを多くして、一時書き込みを避ける方がよさそうです。
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transcendという台湾のメーカーの256GBを購入しました。もうSATA形式しかありませんが、ノート(DellInspiron)も160GBのSATA形式です。SATA形式のディスクは、Xp以降規格が123と変わっていますが、SSDは端子だけSATAで互換のはずです。transcendのサイトには、youtube動画があり、3ステップで簡単に換装できるように紹介されています。こんな簡単にはいかないだろうとは思いましたが、専用のソフトも無料ダウンロードできるので、本当に簡単なのかもと期待しました。端子だけSATAになっていて、中身はICですから、もしかしたら隠しセクターも無くクローンは簡単なのかもしれない、と考えました。しかし、実際にやってみると、次々と」問題が起き、やはり簡単には行きませんでした。

SSDのUSB接続で問題が

4115WStNShLこのノートPCのUSBポートは、USB2.0規格で、SSDは当然USB3.0規格を使うものでした。手持ちのものはUSB2.0ですが、電流が多いようで、USB2.0に繋ぐ場合は電源を別にとるものが必要のようでした。USB接続で認識しないのです。買いに行きましたが、今はほとんど3.0仕様で、3.0のポートなら電流は多く取れるので、電源別のものはありません。しかし、パソコンにUSB3.0が無いので、USBケーブルを2か所に指す2.0専用の物を買いました。ついでに、パソコンを経由しないクローン作製専用の道具があったので、ちょっと高かったですがこれも買いました。結果的には、この2つは問題があり、パソコンを使わない方式のものは、コピー中にSSDを破壊してしまいました。また、ハードディスクケースタイプのものは、書き込み後に認識できないなどの問題が起きました。結局、外部電源接続のUSB2.0のアダプタを使いました。
SSDは、モーターが無い分電流は食わないと思いましたが、書き込みの際には大きな電流が流れるようです。ディスクモーターの回転を止めるのと似た状況を作る「オフライン」という状態もあり、これを解除しないと、やり直しができないなどの症状があります。換装後に、パソコンによっては省エネ設定の「ハードディスクを止める」を無効にする必要もあるようです。SSDは、回らないディスクを読む、という変わった動作なので、完全にハードディスクと同じではないのです。

クローン作製前にやっておくこと

元のディスクにエラーがあると、クローン作製が中断したままになってしまいます。必ず、事前にエラーチェックを済ませておきます。また、クローン作製ソフトは、今のものはwindowsを起動させた状態で使えますが、作成時に一時ファイルをハードディスクに書き込みます。空き容量が25%以上ある状態で実行する必要があります。私の場合、途中でディスクがいっぱいになり中断してしまいました。マイピクチャーなどを外部メモリーに移し、精いっぱいの空きを作っておきます。

クローン作製ソフトは、EaseUS Todo Backupを使う

長年使ってきたTrueImage(有料)も、今回購入したSSDのメーカーtranscend純正のSSDScopeも、結局Dellのディスクでは使えませんでした。EaseUSの無料版のソフトが役に立ちました。同じくEaseUSのPartitionMasterの無料版も必要です。これらはPartitionMasterは、元のディスクより大きなSSDでクローンを作った後で、パーティションを変更して容量を拡大するのに使います。これは、使わないDドライブを削除してCドライブを大きくするなどの用途で、以前から使っていました。ここのクローン作製ソフトが最も優れていました。Dellでなく、リカバリー領域の無いPCであれば、SSDScopeでも起動ディスクが作れるかもしれません。

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こちらをダウンロードし、インストールしておきます。余分なスポンサーソフトは入れないようにします。

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こちらは、クローンに換装してからで良いでしょう。

USBにSSDを繋ぎ、EaseUS Todo Backupを起動する

ここで、元ディスクとクローン作製先ディスクを選びます。Dellの場合は、「セクターバイセクター」にチェックを入れる事がポイントです。
実は、これを選ばなければ2時間程度でクローンが作れますが、チェックを入れると3倍くらい時間がかかります。「終了後に、シャットダウンする」を選んで寝てください。

私は、殆どDellしか使わないので、「セクターバイセクター」方式しか選べません。Dellを好んで使うのは、いくつか理由がありますが、ハードディスクの交換がしやすいこともその一つです。日本のメーカーのものは、セキュリティを気にしすぎて、ハードディスクを入れ替えるのに、かなり面倒な分解をする必要があります。ノートパソコンの場合は、キィボードを外さないと交換できません。

成功するまでのトラブル

クローン作製ソフトでコピーしたディスクは、やり直す場合いったん別のPCでフォーマットしないといけません。同じパソコンでは、同じOSが入っているためか、接続できないという状況になります。別のパソコンに繋いで、データの削除をします。成功するまで、4回作業しましたが、一度はSSDが壊れてしまい、初期故障と言うことで返品交換しました。多分、壊れてはいなかったのでしょう。2度も交換はできないので、サポートにメールして、接続できない(やり直せない)トラブルは解消しました。

作成後、ハードディスクを入れ替えて起動させますが、このときに電源コードを抜くだけでなく、ノートの場合はバッテリーも抜いて作業します。SSDは、静電気に極端に弱いので気を付けます。接続し直して電源を入れ、メーカーロゴ直後に「no system・・・」とでるのは、クローン作製失敗ということです。SSDscopeで2回、クローンプラスというハードで1回、失敗でした。そのたびに元のハードディスクを入れて、起動確認します。

4度目、EaseUSで8時間かけて作成しました。これを入れ替えた時も、最初はエラーでした。一晩かけて作ったのに・・やはりダメかとがっかりしました。しかし、メッセージが異なっていました。「ディスクを差し込み直せ」というようなもので今までと異なったものです。そこで、思い当たったのは、端子の挿入がうまくいってないのかと言うことでした。SSDは、2.5インチディスクと同じサイズで作られていますが、厚さは少なめで、アダプターに取り付けると端子の高さが1mmくらい低くなるのです。Dellの場合、穴の中に押し込みますが、これで高さがずれると、端子がうまく刺さらないことがあります。厚紙を挟んで高さを調整して、ゆっくり押し込みザクッと刺さった感触を確認し、もう一度電源を入れました。すると、windowsのロゴが出て起動したのです。ダメ元と言い聞かせて、失敗しても仕方ないと思っていましたが、成功です。述べ3日かかりました。

SSD換装の効果は

起動時間は、今まで5分かかっていたものが1分になりました。アプリケーションの最初の起動は、ワードなどでは1/10くらいになった気がします。ディスクをアクセスするモーター音は当然ながらまったくしません。もともとSSDのsurface3で感じていた速さが、セレロンのノートパソコンでも感じることができます。何でもっと早く換装しなかったのか?悔やまれますが、これはSSDの性能アップと、価格低下を待っていたのだと思えば、良いタイミングでした。windows10更新も一因でした。これを書いているときに、お知らせ画面が出ました。でも、ここまで快適になったのだから、もう少し後にします。
windows7やOfficeのアクチベーションも、問題ありません。再確認も要求されません。CPUもネットワークアダプタもそのままで、ハードディスクだけの変更なので、再認証は不要です。

パーティション変更

クローンは元のディスクサイズのまま作られるので、未使用領域が残っています。これを、パーティションマスターで変更します。ハードディスクの空きが増えた分、より速くなりました。フロッピーが無くなり、ハードディスクが無くなり、いよいよ円盤(ディスク)とモーターの無い時代ですね。

2015年1月11日日曜日

Windows8.1は、windowsに戻った?

タブレットとノートと両方で使えるというWindows8だが、全画面型とウインドウ型のアプリとソフトの環境が、ユーザーに混乱を生じさせています。8.1で改良し、アプリもウインドウで複数起動できるようにしたのですが、これがまた分かりにくい!
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これは、アプリで開いたメールの中のリンクをクリックしたら、右側にアプリのIEが起動して、ページが表示されたところです。8の初期では、それぞれが全画面で開くので、リンクをクリックすると、片方のアプリは隠れてしまいました。それを、1:1で両方開くように改良したのです。さらに、片方のアプリを×で終了すると、次のような状態になります。
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一度半分になると、片方を消しても、元の大きさには戻りません。このように、両方がアプリの世界ならわかるのですが、アプリとソフトでも同じことが起こます。

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デスクトップ画面から、アプリのIEを起動させたものです。IEは、アプリとソフトと両方ありますが、jpg画像のビューワーやPDFビューワーもソフトもアプリも両方あります。しかも、初期状態では、規定のプログラムが、アプリの方になっているので、デスクトップからファイルをWクリックして開いても、こういう状態になります。

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アプリを閉じても、デスクトップが半分になってしまいます。真ん中の矢印のマークを右にドラッグすることで、デスクトップの大きさを元に戻せます。しかし、本来はアプリはアプリの画面で開くのに、デスクトップで開くようにしたのが、かえって分かりにくいのです。アプリが、全画面でなく開けることは、必要なのか疑問です。

やはり、デスクトップではアプリは使わないようにした方が良いでしょう。アプリは、アプリの世界で全画面で使うことです。残念ながら、windows用のアプリは出来が悪く、使いたいと思うものは少ないです。